漢仁帳

人材育成プロトレーナー漢仁のブログ

注意喚起!「誰も経験したことのない夏」

おはようございます。漢仁です。

 

もうすぐ暑い夏がやって来ますね~!あっ!その前にジメジメの梅雨か・・・

 

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新型コロナウイルス感染症の感染予防として、今では当たり前になったマスクとこの夏の暑さに関する注意喚起が報道されていました。

 

こちらです⇩

www3.nhk.or.jp

 

マスクを付けていると付けていない時より体感温度が上がるそうですね。

 

さらに、マスクを付けていることで酸素を取り入れにくい状況になることから、熱中症になり易いと言われています。

 

でも付けなければ感染するリスクは上がるし、付ければ熱中症って・・・

 

一体どうしたらいいの?って思いますよね。

 

最近、マスクが手に入り易くなってきましたね。お隣中国では余りに余って誰も買ってくれないマスクが山積みだとか・・・

 

結構マスクの着用率も高くなってると思うのですが、逆に私はいつもマスクをする必要はないと思っています。

 

付けなければいけない場所と付けなくていい場所をちゃんと区別して対策を講じれば、もう少しリラックスした環境が作れるし、効果的な熱中症予防になると思っています。

 

仕事柄、沢山の方といろんな場所でお会いしますので、極力密にならないように気を付けているのですが、室内とか、エレベーター、移動中の電車、バスなどの公共交通機関は、自分の力で防ぎようがない場合もありますので、人との距離や向きには特に注意しています。

 

窓が開けられる場所なら「窓開けてもよろしいですか?」と一言周囲の方にお声掛けしてから開けさせて頂いてます。

 

みんな「どうぞどうぞ!」って嬉しそうに言ってくれます。

 

 

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出典:NHKニュース特設サイト

 

このまま熱中症シーズンを迎えたら、日本の医療現場は崩壊します!

そう言って提言してくれているのは、医療や福祉の専門家13人で作る

教えて!『かくれ脱水』委員会

 

 

政府の緊急事態宣言が徐々に解除される方向で進んでます。

今月14日、最初に39県の緊急事態宣言が解除されました。

 

www3.nhk.or.jp

緊急事態宣言の解除後、油断からくる「気の緩み感染」を防ぐために、国民一人ひとりがやらなければいけない事を理解し徹底しなければいけない事がちゃんと浸透してから解除すべきだったと私は思っています。

 

「緊急事態宣言解除します!」

「その代わり気を付けて下さいね」

「えっ!何をどうすればいいの?」

「こうしてください!」

 

いつも発表と同時に対応を指示するから、結果的に対応が間に合わない。

 

取るべき対応が浸透してないから「ほら!注意してって言ったのに!」みたいな感じになってしまいますよね。

 

その間に感染が拡がったら今までの我慢は何だったの?ってなってしまいます。

 

そして案の定、緊急事態宣言解除と同時に、休業要請を受けて休業していた会社や店舗は再び開店し、通常通りの営業体制に戻ったところもあります。

 

これって「もう大丈夫ですよ!」って言ってるようなもんですよね・・・

 

しかし、実際には宣言の解除後、私たちに求められている新たな対応があります。

  

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出典:NHKニュース特設サイト「専門家会議提言」

 

下記に、私たちが緊急事態宣言が解除された後、気を付けなければいけないこととして「専門家会議による提言」を載せておきます。参考にして下さいね。

 

専門家会議の提言では、今後私たちが取り組む必要がある「新しい生活様式」への切り替えについて具体的な実践例が示されています。

 

 こちらです⇩

www3.nhk.or.jp

宣言解除後、外出自粛も解除され、夜の繁華街にも人の流れが戻るかと思いきや、今はまだ人出が少ない状態だそうです。

 

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出典:Photographer: Charly Triballeau/AFP/Getty Images

 

 

良識ある人は「自粛が解除されたからと言って安全になった訳じゃない」と言って、まだちゃんと警戒していますよね。

 

仕事で集客に関するアドバイスをしておりますので少しだけ言わせて頂きますと、一旦外出自粛や営業自粛を経験した社会において元通りの状態に戻すには「保証」が必要になります。

 

例えば、私たちが在庫の確保に躍起になっていたマスク・・・

感染を防げるほど効果は無いと分かっていても、飛沫を抑え他の人を感染させない為に着用することが定着してきた現在、してないと周りからの視線が冷たく突き刺さるような気がしますよね。

 

実際には何も状況は変わっていないけど、私たちの心理状態は確実に変わってきているんですね。

 

いくら笑顔で「大丈夫ですよ!呑みに来てくださいね!」って言われても、大丈夫だという確約が無ければまだみんな不安なんです。

 

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夜の街に元通りの活気が戻るにはまだ時間が掛かると思います。

 

解除後、久しぶりに登校してきた女子中学生のグループを見ました。

仲良しグループなのかみんな再会を喜んでいました。

 

ノーマスクで抱き合って・・・

 

コンビニの外にある喫煙コーナーに営業マンらしき人が2~3人、ガテン系の職人さんたちが4~5人、灰皿を囲んで美味しそうにタバコを吸っていました。

 

当然喫煙中ですからノーマスクなんですが、大声で楽しそうです。

ソーシャルディスタンスを忘れてます。

 

まだまだ本当の意味での終息は遠いと感じました・・・

 

私は電車通勤していませんが、聞くところによると徐々に電車を利用される方の数が増えてきているそうです。

 

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 このままでは夏の甲子園やオリンピックも開催が危ういかも知れませんね・・・

 ※残念ながら5月20日に夏の甲子園は中止が決定しました

 

もう少し頑張りましょう!

 

段々感染者が少なくなってきたから「元の生活を取り戻したい」という気持ちは勿論分かります。解除しなければ経済が破綻するというのも分かります。

 

でも「緊急事態宣言解除=感染リスクはありません」という訳ではないので、結局は発令中も解除後も私たちのやるべきことは同じです。

 

緊急事態宣言が解除になっても「この客足じゃ店が潰れるかも知れない」と多くの経営者は言っています。

 

政府がどこまで補償をしてくれるのか?

残念ながら十分な補償が受けれる保証はありません。

 

でも今は先ず感染者を無くす努力をしましょう。

 

そうしないといつまでもこの状態が続きます。

 

私の仕事は人材育成なので1つの部屋に人を集めて研修を行います。

 

しかも講演などと違って話すことをただ聞いてもらう訳ではなく、体験から学ぶことが多く、作業を通して参加者の思考や動向を見ながら進めていかなくてはなりません。

 

なのでリモートやWEBでという訳にはいかないので、コロナが終息しないと仕事になりません。

 

集まるだけで密だと言われるので、仕事すること自体諦めなくてはいけません。

 

更に、ここ数日のような暑い日が続くとマスクをしたまま話すことで、マスクの下は蒸れて汗をかきます。

 

正直、私もこの夏を乗り切れるかどうか自信がありません・・・

 

「誰も経験したことのない夏」があっと言う間に過ぎることを願っています。

みんなで支え合って頑張っていきましょう。

 

くれぐれも熱中症にはご注意くださいね。

よろしければ、この記事をマスクしながら働く皆さんにシェアしてあげて下さい。

 

※ 追記:5月21日、兵庫・大阪・京都の3府県の緊急事態宣言解除が正式に決まりました。

 

最後までお読み頂いて有難うございました。感謝。

漢仁

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