皆さん、こんにちは。漢仁です。
ご存知の方も多いと思いますが、3月27日(日本時間28日)に行われたアメリカの映画の祭典アカデミー賞授賞式での話。
賞のプレゼンテーターのコメディアンをウィル・スミスが平手打ちした事件。
皆さんはどう思いますか?
youtu.be毎日新聞デジタルより
面白ければ何を言ってもいいのか?って話なら日本のお笑い業界でも取り沙汰されている話だと思いますが、この話はもっとナイーブな部分を含んでますよね。
どちらが善いとか悪いとかは人の見方なのでジャッジしませんが、この映像を見て個人的に感じたことを書きますね。
映像だけ見れば英語の分からない私は「ウィル・スミスさんは何故コメディアンに平手打ちをくらわしたのか?」
訳されないと意味が分かりませんでした。
殴った後も放送禁止用語連発で叫んでるし・・・
でも授賞式で壇上に上がっていくってことは、よっぽど腹が立ったんだろうなぁ。
コメディアンのジョークの意味も踏まえて、私が彼ならどうしたかなぁ~って考えてみました。
コメディアンがジョークで言った言葉
「ジェイダ!「GIジェーン2」が早く見たいよ!」
引用:AmazonDVD
この映画を観た方はGIジェーンって映画の主人公(デミ・ムーア)が坊主頭だというのが分かりますよね。
そしてこの映画の主人公同様に坊主頭にしているウィル・スミスの奥さんの坊主頭から出たジョークだということも分かります。
ウィル・スミスが我慢できなかったのは、単に自分の妻がコメディアンのネタにされたということもあるかも知れませんが、ウィル・スミスの奥様がなぜ坊主頭にしているかという点を考えれば、ネタにしてはいけない内容だったんじゃないかと思います。
ジョークの瞬間は会場からも沢山笑いが出てましたけど、私はその瞬間の奥様の曇った顔が印象的でした。
奥様も女優ですが、2018年に脱毛症を患っていることを公表されていて、その後脱毛箇所が目立たないように坊主頭にされてます。
この出来事を知った人たちから沢山出てきた様々な意見ですが、
「奥様はそれほど気にしていなかった説」
「暴力がテレビで流れ多くの人がショックを受けた」という話
「どんな理由があれ暴力はいけない」という考え方
「脱毛症の方からのウィル・スミスありがとう!」というコメント
「私が奥さんなら嬉しいと思う」とか
「ちょっと!あなた単なるジョークなんだから・・・」となりすましな意見。
「俺の妻が侮辱されたら俺も殴る」
「拳でなく平手だったのはウィル・スミスの優しさ」などなど。
いずれにせよ怒りをコントロールできなかったのは確かで、アドラー心理学的に見ても壇上に上がり平手打ちをするという選択をしてしまったことは本当に残念ですね。
ウィル・スミス自身も公式に謝罪していますが、そこまでしてしまった彼の妻を想う気持ちは分かってあげたいなぁと思います。
女性は特にだと勝手に思ってますが「髪は女の命です」ってCMがあったくらいなので彼女がどれだけ脱毛症で苦しんでいたか・・・
「この野郎!自分が何を言ったかわかってんのか!」と言いたくなる気持ちはわかりますね。
この話、暴力排除に敏感なアメリカではウィル・スミスが悪いって意見が圧倒的に多いらしく、逆に日本ではウィル・スミス擁護の意見が多いとか。
行為に重きを置くのか、心情に重きをおくのかその国民性が出てますね。
私なら妻の病気をネタにされたら・・・
うーん・・悩むなぁ・・あの場で殴れるか?
脱毛症と分かってて会場で笑ってた人も私はちょっと怖いな・・・
皆さんの意見も聞かせて下さいね。
最後までお読みいただき有り難うございました。
感謝。
漢仁
www.kansblog.comwww.kansblog.comwww.kansblog.com