漢仁帳

人材育成プロトレーナー漢仁のブログ

緊急事態宣言の解除と同時に起きること

おはようございます。漢仁です。

 

様々な分野や環境で、段階的に緊急事態宣言が解除される方向に向かっています。

 

これだけ変化が迫られている中、いまこの時点で、何の対策も講じてなかった頃の【元の状態】に戻ることが可能だと思っていることに驚きを隠せません。

 

www.ktn.co.jp

皆さんはいま解除して元に戻れると思いますか?

 

緊急事態宣言が解除された県と、解除されていない県は道路で言うと看板1つで区切られていますよね。例えばこういう感じの看板・・・

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)カントリーサイン

 

自転車でも移動できます。

 

緊急事態宣言が解除されるということに「自由で制限が無い」というイメージがあるのでしょうか?隣町に行きたがります。

 

恐れていたら何も出来ないかも知れませんが、恐れていない人の油断が一番怖いです。

そしてコロナに関しては、まだわからないことが多すぎるという点も・・・

 

どうすればいいのか誰にも分からない。

 

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今後の治療方法に関して言えば、感染されている方がいる以上、予防接種や特効薬が出来るまでは元通りって訳にはいかないだろうし、例え薬が出来たとしても全員が予防接種を受ける訳ではないので、今後も暫くは感染経路の分からない隠れ感染は続くのでしょうね。

 

そして自分が感染していることを知らずに突然の重症化・・・

 

私、想像するんですけど、風邪薬とか胃薬、鎮痛剤、コロナ薬、みたいな感じで当たり前に薬として出回って「コロナなんてただの風邪」って言われるようになって初めて終息じゃないかなぁって・・・

 

勿論、期待されている通り予防接種が受けられて、病院に行ったら検査キットが当たり前にあって「風邪かなぁと思って病院で検査してもらったらコロナだったよ」なんて会話が珍しくもない状態になれば怖くも何ともないんでしょうけどね・・・ 

 

これだけ感染力が強いと、たとえ油断してなかったとしても「あなた感染してますよ!」って言われても何ら不思議じゃないですよね。

 

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 ちょっと心配していることなんですが、公立の小中学校においても感染者が比較的少ない地域に限って学校が再開されたり、感染者がまだ増え続けている地域においても様々な工夫をして学校再開を目指す動きが見られます。

 

学校再開の取り組みとして・・・

  • 学年やクラスを限定する。
  • クラスをグループ分けして部分的に登校する。
  • スケジュールを組み登校日を設定する。

 

再開した学校の感染防止の取り組みは・・・

  • 登校前の体温の計測
  • 校門での体温チェック
  • 問診表の記入を徹底する
  • 手指消毒やうがいの後、校舎に入る
  • 教室の窓を解放
  • 座席の間隔を開ける
  • 口頭での直接指導を避け校内放送を多用する
  • 授業を予め録画した動画で行う、など

 

学校での感染はもちろん防がなくてはいけませんが、子ども達は各家庭から登校するので家庭での感染リスクのコントロールがなされていない場合は学校でクラスター感染が起きる可能性があります。

 

上記の通り、校舎に入る前に正門のところで問診され、体調を確認した後、体温計で熱を測り校舎に入るという一見万全に見える措置ですが、感染者に濃厚接触した後もすぐに発症する訳ではありません。

 

リスクを下げるという点では有効なのかもしれませんが、感染していることに気づかない隠れ感染には対応が出来ていないのが実状です。

 

本当の意味での終息を迎えるまでは、子ども達を取り巻く環境づくりに注意が必要なのは言うまでもありませんが、大人が子ども達をコントロールし過ぎてもいけないし、油断させてもいけないと私は思っています。

 

子ども達には「正しい知識と取るべき対策」をちゃんと教えてあげたいですよね。

それがちゃんと定着して習慣化されたらリスクが少し減るのかも知れません。

 

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NHKが学校関連の特設サイトを作ってくれています。ご参考まで。

www3.nhk.or.jp

 

日本だけでなく周辺各国においても感染者が増えない状況が続いたことで規制が緩み、油断した国民の浅はかな行動により再び感染者が増加しています。

 

あれだけ日本が感染者を出した「ライブハウス」「ナイトクラブ」で何の工夫もなく、営業を再開し感染者を大量に出す。まさか⁉・・・の行動

www3.nhk.or.jp

86人って人数が酷すぎるでしょ⁉と言ってる間に、102人に!

しかも自分が感染してるとは知らない人とまだ連絡が取れていないとか・・・

 

これも何の対策もせずに元の状態に戻れると思っていたことが原因で起きた感染です。

 

ニュースを見てると時々「新型コロナウイルスを抑え込んだ」って表現を耳にすることがありますが、人々が往来する状況の中でそんなことってあり得るの?と疑問に思っていた矢先の新規感染。

 

そしてまたしても中国武漢・・・

www.afpbb.com

 

気が緩んでいるかも知れない方のために、もう一度現状を理解してもらいたいので次の記事をご覧ください。

 

news.line.me

私の妻は看護師です。医療物資が不足していると嘆いています。

 

日常生活においても私たちが不足していると感じるものが沢山ありますが、最前線で頑張って下さってる医療従事者の方たちを、私たちが支援していかないと医療崩壊すると言われています。

 

感染しない、うつさない、そういう不断の努力で感染者を減らすことが、私たちが出来る「医療の現場を支える」ということに繋がると思います。

 

緊急事態宣言の解除と同時に、いま一度私たちも気を引き締めて行きたいですね。

油断大敵です

 

最後までお読み頂き有難うございました。感謝。

漢仁

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