漢仁帳

人材育成プロトレーナー漢仁のブログ

よい指導者の条件

皆さん、おはようございます。漢仁です。

 

新年5日目、皆様におかれましては楽しいお正月を迎えられて良いスタートを切られてることと思います。

1月1日の記事で私がコミットメントした「今年は1週間に1記事ブログを更新する!」って言った暴言・・・

正直言って「続ける自信がありませ~ん!」

でも出来る限り頑張ろうと思います。

 

さて、ここで問題です。

問題【毎年私がお正月に楽しみにしていることは何でしょうか?】

① おせち料理を前に朝から晩までテレビを見ながら呑み続ける

② 初詣のはしご

③ 箱根駅伝

④ 年賀状チェックとお返事を書くこと

 

正解は・・・

 

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本当は全部正解なんですけど・・・

強いて言えば、箱根駅伝!

 

1月2日、3日とテレビに嚙り付いて観て、結果が分かってるのに録画したのを1月4日にまた観るくらい好きです。

 

何が好きかって言うと、この日を迎えるまでに全てを懸けて頑張って来た選手、ご家族、監督やコーチの想いが襷と一緒に繋がって行くところでしょうか。

私もスポーツに夢を追い求めた子どもの親なので、ついついテレビを観ながら感情移入してしまいます。

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箱根駅伝は、選手もそうですが指導者の方の話やご両親などの話がよくエピソードとして紹介されますよね。

 

私もサッカーの指導者をしてたことがあるので、選手や保護者の皆さんの気持ちは凄く分かります。

 

いま人材育成の仕事をしている中で、部下を指導する役割の管理職の研修もさせて頂きますが、その時に感じる指導者の役割とか、よい指導者だなぁと思う人たちの特徴なんかについてお話ししたいと思います。

 

その前に今回の駅伝ご覧になりましたか?

 

創価大学の10区を任された小野寺君が最後の最後に駒澤大学の石川君に逆転されて、ご本人のtwitterに「ごめんなさい」と書き込んだら、全国から励ましのツィートが殺到しているというお話がにわかに話題になっていますが・・・

本当に創価大学の選手は頑張りましたよね~
全ての選手たちに「感動をありがとう」と言いたいです。

 

忘れてる人も多いかも知れませんが、復路の優勝は青山学院ですからね。
往路12位だった彼らが復路で一時3位まで順位を上げたことは奇跡です。

 

復路のスタートの時も、そして全ての襷リレーの時にも「もう優勝は狙えないから諦めよう」と下を向く選手がいなかったことや、最後まで集中を切らさずに走り続けられたのは、やはり王者のプライドなんでしょうね。

それと今回青学のキャプテンが直前で走れなくなったことも、メンバーが最後まで必死に喰らいついた理由だと思います。

 

number.bunshun.jp出典元:Number

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さて話を本題に戻しますが、よい指導者と言われる方たちの条件って何だと思います?

色んな所で色んな評価をされると思うので「よい指導者」と一言で言っても難しいと思いますが、私は今回優勝した駒澤大学の大八木監督が好きですね。

 

大八木監督が日頃から選手育成時に気をつけていることは「選手を目標に少しずつ近づけてやる」ってことだそうです。

 

職場における上司の心境に似てますね。

 

監督がその為に大切にしていることが私もとても大切なことだと思いますのでご紹介しますね。

 

「選手のことをよく見て、その特性を理解して個々の選手に合った指導をする」

 

いつも見ていると、ちょっとした違いが分かるようになるらしいです。

ん?いつもと違うな・・・って。

 

それが体調や心理状態が原因だとすると声を掛けることが重要になってきますよね。

 

これ大勢の学生相手に実際に出来るかと言われれば大変だと思いますよ。

個々の特性に合った指導っていうのは、間違ったら逆に成長を妨げる危険もありますからね。

 

大八木監督が監察車から檄を飛ばすのが選手を奮い立たせるというので、駅伝ファンの間では「大八木節」とか言われてますが、有名なのが「男だろ!」っていうやつ。

 

マイク持ってるのに、興奮しすぎて窓から大声で叫ぶほどです。

 

なので監督のことを根性論者のように言う人も居ますが、実はもの凄く選手の自主性を重んじてる方なんです。

 

「教えるのは大学2年までで、3年、4年時には自分で考えて行動できないと成長できない」と仰って、選手に自己管理の大切さと自己責任の重要性を学ぶように促されてます。

 

監督は選手を育てる時に「自分の子どものように愛情をもって育てることが大事」と仰ってます。

 

そのことが周囲の人に支えられているという感謝の心を育てることに繋がっていると私も思います。

 

一緒に頑張った仲間のために、応援してくれている家族や友人のために、お世話になった全ての人のために・・・

 

選手たちはみんな自分以外の誰かのために頑張っているんでしょうね。

 

その気持ちが伝わって来るから見ている私たちも感動するんだと思います。

 

終わったばかりですが、来年の駅伝が待ち遠しいです。

 

それでは今日はこの辺で・・・

最後までお読み頂き有り難うございます。感謝

漢仁

 

 

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