漢仁帳

人材育成プロトレーナー漢仁のブログ

伝えることが心の栄養になるというお話

おはようございます。漢仁です。

 

1週間ぶりの更新です。

その間に読者になって頂いた方の数が1000名を超えて、改めて支えられて生きてるなぁと実感しております。

 

本当に有り難うございます。とても励みになります。

感謝の気持ちを込めて、心の栄養になればいいなぁという思いで、今日は3つのお話をお届けします。

 

先ず1つ目。

私が人材育成トレーナーの師と仰ぐ、佐々木泰明先生が、20年ほど前に話して下さったことです。

 

「社会の変化は驚くほど速く、持っている知識が古くなるスピードも相当早いので、常に新しい情報を取り入れて社会に適応できるように準備しなければなりません」

 

受講される皆様の方が、第一線で活躍されている方が多く、勉強熱心な方も沢山いらっしゃるので私たちの方が意識的に最新の情報を手に入れる工夫をしなければならないと教えて頂きました。

そこで仰られたことが・・・「給料の10%を本代に当てなさい」

 

な、な、なんと!私はビックリしました。

 

給料が上がれば本の量も増えます。

30万お給料があるとしたなら、1ヶ月3万円分の本を買わなくてはいけません。

そんなに読めるかなぁ・・・

 

最初は本を選ぶために大きな書店に開店と同時に入店し、予算に到達するまで様々なジャンルの本を物色し興味を持った本を選んでました。

 

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1冊1600円ぐらいの頃だったので20冊ほど選んで、重くて持ち帰れないので郵送で自宅に送ってもらうようにしてました。

 

気が付けば自宅に数百・・いや、千は超えたかな・・・

本が溢れています。

 

勿論買ったら読まないとダメなのですが、2日に1冊読んでも月15冊、未だに全部読み終えていません。

 

さらに、買った時に気に入って買ってるはずなのに、読んでみると後半面白くなくなって読むのが嫌になったり、書いてある内容が自分の考えと違うなぁと思えて来たりして、途中で止めた本も沢山あります。

 

ある日、誰だか忘れましたが有名な作家さんの記事に「本は他人が書いているものだから違和感を感じることが頻繁にある、むしろ全てを鵜呑みにするのではなく、共感したり感動した部分を熱心に読んで自分に取り入れた方がいい」と書いてました。

 

おかげで「なるほど~!」と自分を納得させられたのと同時に「読まなければ!」というプレッシャーから解放されましたね。

 

私は今年、55歳になります。

いまの私が持っている知識はこの「読み漁り読書」から学んだことが多いと思います。

 

師匠に教えて頂いた通り、沢山の書物から学んで、日常生活で検証し、工夫を繰り返し、成果が上がる方法を模索したことが自分の仕事にも役立っています

 

実際にやってみた人がその体験について書く「体験談」は、人に教えて貰わないと学べない重要な要素です。

 

普段の生活の中で、いろんな人からいろんな話を聞くということは、ちゃんと膝を突き合わせて時間を掛けて聞かない限り、難しいことだと思うのですが、読書はそれを可能にしてくれます。

 

近頃では紙で出来た本を買わなくても、電子図書として色んなメディアで本が読めるので、皆さんも読み漁ってみて下さいね。

 

「私はこう思う」と、人が考えていることを聞くことで、人と自分の考え方の違いに気が付いたり、感銘を受けたり出来ます。

 

書いた人の伝えたかったことが読んだ人に伝わるって素晴らしいことですね。

 

その中で、1冊・・・

皆さんにどうしても読んで頂きたい本をご紹介します。

「虹とひまわりの娘」本郷由美子著 講談社

 

 

ご主人は私より1つ年上の方で青年会議所活動を同じ時期にされていた同輩です。

 

段々記憶は薄れて行くものなので、私は何度もこの本を読み返して、幸せが決して当たり前にあるとは思ってはいけないということを自戒し、日々感謝の気持ちを持って生きるよう努めています。

 

内容はあえてここではお伝えしませんが、私たちを取り巻く生活環境が様々なことの繋がりで出来ていること、その中で疎かにしてはいけないことが沢山あること、外に責任を求めたり誰かに依存し過ぎてはいけないことなどをこの本から学びました。

 

読まれた方は是非この記事のコメント欄からご感想を聞かせて下さい。

 

 

さて、次のお話です。

 

先日、ブルーインパルスが関東地方の上空で医療従事者にエールを送る感謝飛行を披露してくれました。

 

その感動のニュースを観て、私も思わず記事にしました。

www.kansblog.com

そしてその後、またもや日本中に感動を届けてくれるニュースが・・・

 

2020年6月1日全国各地で一斉に花火が上がるという壮大なサプライズが私たちに感動を与えてくれました。

 

youtu.be

ほとんど参加した花火師や業界関係者の持ち出し(自腹)で行われたというこの企画、花火師たちの「俺たちに出来ることはないか?」という思いから生まれています。

 

周辺の道路の混雑や密な状態を避けるため、場所は内緒で行われたので、花火が上がった瞬間に驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

 

www.facebook.com

日本各地で行われる予定だった花火大会が新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、全国で中止が相次いでいました。

 

今年は無理かなぁと誰もが諦めていたなかでのこの花火。

 

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専用サイトの中に、こう書かれていました。

 

花火を見る人の祈りや気持ちで、
花火は最高のチカラを発揮することができます。
家から出られない不安な気持ちを少しでも和らげられるように、
そして1日も早く今までの日常に戻れるよう、
みんなで祈りを重ねられますように...。
日本全国の花火業者が「花火のチカラ」を信じて打ち上げます!


 

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163社の花火業者の参加でこの素晴らしい企画が行われたそうです。

 

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本当に感動をありがとうございます。

 

 

最後の3つ目のお話は、ブログについて・・・

 

多くの皆様に読んで頂いているブログですが、その分、私も皆様のブログにお邪魔をさせて頂いております。

 

毎日起こった出来事について書かれている方、趣味について書かれてる方、庭の草木の成長や、育児日記などを毎日綴られている方もいます。

 

私、いろんな方の日常がいまコロナによって歪められて変化を余儀なくされているのをブログを読んで感じました。

 

不安の中、いま陣痛が起きてこれからご出産の方、大切なご家族を亡くされた方、不登校を克服し学校に通えるようになった息子さんの話・・・

 

皆さんブログを通して沢山の思いを伝えて下さってます。

 

最近まで学校が休みでずっと自宅待機で学校に行けなかった娘さんが、看護師のお母さんが職場からクタクタになって帰って来るのを見て、毎日お弁当を作ってくれるようになったそうです。

 

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お母さんはご自身のブログで「このお弁当を作ってくれている娘の気持ちで、私はどんなに苦しくても頑張れる」と思いを伝えて下さってました。

 

それを読んで、幸せとはこういう日常の出来事の中にあるんだなぁと思って、読んでいて感動しました。

 

伝えることが誰かの心の栄養になるんですね。

皆さん本当に素晴らしいブログをいつもありがとうございます。

 

私も頑張って書いていこうと思います。

 

皆さん!もうすぐ来るであろうコロナの終息を信じて一緒に頑張りましょうね。

 

最後までお読み頂き有り難うございます。感謝。

漢仁

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