おはようございます。漢仁です。
私の街にも感染者が出始めています。
出典:cnn.co.jp
第二波と口に出してなかなか言わない日本の政府ですが、感染者数の推移を見てると明らかに山があって谷があって今また山になってますよね。
www3.nhk.or.jp
外出自粛や休業要請が経済に与える影響を考えたら簡単には緊急事態宣言は出せないのでしょうね・・・
そんなコロナの影響で、子どもさんやご主人と一緒にいる時間が増えたことで奥様方に異変が起きています。
テレビのインタビューで「GO TO トラベルが始まりますが、どこに行きたいですか?」と質問された奥様が「独りになれるならどこでもいいです」と答えたのが可笑しかったです。
きっと本音なんでしょうね・・・
出典:JTB
このGoToトラベルキャンペーンですが、何とかして瀕死の観光業界を救わなければいけないのは分かりますし、消費者側にとっても非常に有り難い施策なんですが、中には「いまこの時期にやる必要があるのか?感染が広まらないか?」という懸念の声が出て来てます。
先ほどの「独りになれるならどこでもいいです」と答えた奥様が居るほど、テレワークや在宅勤務のご主人が家にいる時間が増えたことで奥様方はかなりのストレスを感じているようです。
それ故に「Go To キャンペーン」は日頃我慢している奥様の労をねぎらう目的で使用されるご家庭が多いそうです。
ところが悪いことは重なるもので、キャンペーンが始まる直前に、梅雨の季節に大雨が加わり熊本県をはじめとする九州各地では過去最高の雨量を記録する雨が降り続き、大きな被害を被りました。
とりわけ熊本県では被害が大きく、河川の決壊による床上浸水や土砂崩れなどにより、全半壊37棟、4580棟もの家屋が床上浸水の被害に遭っています。
しかし本当なら早急の復旧作業が望まれる時なのに思うように進まない。
その理由は、コロナの感染予防を同時進行で考えなければならないという絶望に打ちひしがれてる被災者の皆さんに対し、さらに追い打ちを掛けるような現実。
「そんなこと言ってないで早く何とかしてくれ!」という声も出る中、熊本県では感染防止のためにボランティアの受け入れを県内在住者のみに制限しています。
コロナがなかったら・・・
もしあなたがこの豪雨の被害者なら、GoToとか言ってられますか?
まさに「対岸の火事」
熊本県の今回の被害状況が分かる写真を載せます。
出典:毎日新聞
出典:日刊スポーツ
出典:産経ニュース
ニュースでこそ流れる回数は減りましたが、熊本はまだ何も変わってないんです。
何も出来ないのは分かってます。
だけど気持ちは熊本の皆さんを応援してあげていて欲しいんです。
被災地では家を失い、未だに避難生活をされてる方が大勢います。コロナの感染を心配して車の中で車中泊を繰り返してる人もいます。
これこそ本当のストレスです。
東京都の感染者数はまだ増え続けています。
しばらく夜の街は政府の休業補償の元で営業を自粛した方がいいと思うのは私だけでしょうか?
呑みに行った男性の家族が濃厚接触で感染し、その家庭のお子さんの学校でも感染が確認され学級閉鎖・・・
この決断の遅さと優先順位を無視したちぐはぐな政策がコロナを増殖させてるような気がして仕方ありません。
いま私たちに出来ることを共に考え、コロナを減らしていくための行動を組み込んだ生活にシフトしていかなければいけないと思います。
緊急事態宣言解除から私たちの心にほんの少しだけ元の生活に戻れるような甘い気持ちがあったのかも知れません。
私もその油断した気持ちをもう一度引き締めたいと思います。
一日も早くコロナを克服できた社会を実現するために。
最後までお読み頂き有り難うございます。感謝。
漢仁
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