おはようございます。漢仁です。
過去記事になりますが、先日「アベノマスク」の話題に少し触れました。
まだ届かないって言う人もいますが・・・
3回洗ったら紐が抜けたとか、小さすぎて恥ずかしいとか散々に言われてますね。
その事も含めて、緊急事態宣言が解除される予定だった5月7日をこのまま迎えても本当に大丈夫なんだろうかと心配になって書いた記事を読み返して、何だか世の中が心配している通りになっているような気がして仕方ありません。
緊急事態宣言の解除に対して「出口戦略」で揉めてますが、皆さんはどう思います?
吉村知事の言いたかったことと違う内容で上げ足を取られてる気がしますが、緊急事態宣言を解除する基準をまだ国は示していないでしょ⁉ということを私も先日の記事の中で触れました。
「まだ何も変わってないですよ!」「国民に周知して下さいね」って・・・
これが出口戦略に当たる部分です。
これが分からないと緊急事態宣言はどうなれば解除されるのか誰にも分からない状態になってしまいます。
一日も早い終息のために我々国民一人ひとりが取り組まなければいけない事は何なのか?
その基準を国に明確にして欲しかったというのが吉村大阪府知事の言い分ではないのでしょうか?
そして、その出口戦略が示されなかったことを嘲笑するかのように、緊急事態宣言が延長されたというのに、まるで解除されたかのように5月7日を迎えた途端、元の状態に戻ろうとする一部の企業や業界に政府は振り回されています。
一旦は、営業自粛「要請」から自粛「指示」に切り替わり、営業を自粛したパチンコ店ですが、7日再び営業を再開しました。
記事の中に愛知県からパチンコやりたさに大阪まで出てきたって人が居ました。
その人たちには新型コロナウイルス感染症に感染し、重篤化して亡くなった方々のことなんて自分には関係の無いことなんでしょうね・・・
亡くなった方は本当に無念だと思います。
また、渦中の西村経済再生相がお供を引き連れ、スーパーの視察をしたことがニュースで取り上げられ、またしても国民から「何やってんの?」の声が上がっています。
レジに並び実際に買い物をすることで何が学べたのでしょうか?
吉村知事に「強い違和感を感じる」と仰っていたニュースを見て、国民は逆に西村大臣に強い違和感を感じているようです。
しかしながら今回の視察はさておき、本当のことをちゃんと見るのは確かに大切なことだと思います。
何を見るかにもよりますが・・・
見なければわからないことも沢山あります。
私は仕事柄いろんな企業や店舗を視察しに伺います。
見ただけでは分からないようなところまでちゃんと見ますが、それでも分からないことは周辺の住民の方に聞き込みに行くこともあります。
緊急事態宣言が発令されている今、私たちを取り巻く生活の実態と今後のあるべき社会について、我々こそが本当のことをちゃんと見て理解しておく必要があると思います。
例えば、少し前にニュースでやっていましたが、医療現場では未だに感染を防ぐ医療用のサージカルガウンが不足しています。
株式会社アイテックス:ホームページより
現場の医療従事者はいま雨合羽を着て私たちの治療に当たってくれています。
(大阪市では30万着を超える雨合羽の寄付があったため、現在は寄付の受付を休止しています)
そして笑い話のようですが、こんな記事も・・・
パチンコ店も、飲食店も、病院も、スーパーも、感染を防がなければいけない現場は、すべて私たちの生活の場です。
出来ていないことや間違っていることに対し、見て見ぬふりは出来ないと思います。
一日も早い終息と経済の立て直しのために、いつもの自分の周りの見える箇所だけではなく、今まで目を逸らしていたところや、見逃していたところにもしっかり目を向けちゃんと対応をしなければならない時がやって来たのではないでしょうか?
私たちには出来ることが沢山あると思います。
誰かにやってもらうのを待つのではなく、先ずは自分自身に出来る小さなことから始めてみませんか・・・
最後までお読み頂きありがとうございます。感謝
漢仁