おはようございます。漢仁です。
「緊急事態宣言」
これ以上感染を拡大させないための措置なんですが・・・
国の対応も含め社会全般がどう変わっていくのか?NHKが分かり易い特設サイトを用意してくれてますので気になる方はどうぞご覧ください。
安倍総理がテレビで緊急事態宣言について一生懸命説明してたのを聞いてました?
あれもダメ、これもダメ、でもこれはOK、むしろ~して下さい等と色々言われてましたね。
それでも海外からは「なぜ同じやるなら徹底してやらないのか⁉」と「日本は甘い!」みたいな批判がたくさん出てました・・・
安倍総理は「強制したくないんです」「みんなの自主性に任せたいんです」と会見で仰られてました。
正直言って、十把ひとからげで国民一人ひとりが同じように理解してくれるものと思って発言されてるかも知れませんが、普段から法律があってもそれをかいくぐって、いかに楽をするか、いかに得をするかを考えて生きている人もいるのに「自主性に任す」なんて甘いこと言ってる宣言に果たして望むような効果は期待出来るのでしょうか?
命令で人を動かすのは無理です。
人が動くのは自分で考えた時だけです。
生存を脅かすような命の危険がある場合、自分の身を守らなければいけないと感じたら人は無意識にでも自分を守ります。
それをしないのは「まだ自分は大丈夫」と思っているからです。
4月10日「どうしてうちを外すんだ!」と愛知県と京都府が国に対して緊急事態宣言の対象地域に加えるように要請しました。
愛知県は県として独自の緊急事態宣言を出しました。
そして京都府も・・・ www3.nhk.or.jp
命令が出せる権限を得ることが重要なのでしょうか?
理想を言うと「緊急事態宣言は出てないけどこの街はみんなが重要なことを理解してるので誰も必要な時以外は外出しません」「感染者もゼロです」という状態を作りたいですね。
田舎に感染者が少ないのは、もちろん人の往来そのものが少なくて、人々の交流や接触が少ないからというのは当然なんですが、こういうコミュニティの結びつきが必要な時にしっかり団結して対応できていることも感染者が少ない理由かもしれませんね。
日常の中で気になった点ですが、共働きのお宅(例:ご主人食料品店、奥様看護師)で、自由に外出できる年齢の子どもさんがいるご家庭は日中子どもさんが何してるのか分かりませんよね。
「お父さんとお母さんは休めない仕事だからお昼ごはん代置いとくから自分で何か買って食べてね」と言って仕事に出掛けます。
子どもといえば、自転車で友達と公園に出掛け「運動してもいいと親に言われたから・・・」と言って、1クラス全員集まってるかのような大人数で夢中でボールを追い掛けて遊んでいます。
お昼はファーストフード店。
店頭には子どもたちの順番待ちの列が出来るほど人が溢れています。
普段の生活と何ら変わらない光景が繰り広げられています。
こういう現状を目の当たりにすると、必要なのは宣言ではなく人の命を守るという意識だと思ってしまうのですが・・・
お亡くなりになった方や現在闘病中の方には申し訳ないのですが、その人がどれだけ苦しんだか、いまどれだけ苦しい思いをしているのか見せて貰えばいいと思います。
私たちにはまだ真実が知らされていません。
感染したらどうなるのかも知りません。
治る人と重篤化する人の違いも分かりません。
志村けんさんが亡くなって「コロナって怖い」という声が増えました。
テレビで見かけるよく知ってる人が亡くなったから・・・
映画「バイオハザード」のように人っ子一人いない街を歩いていたらいきなり物陰から襲い掛かって来られるような状況ならみんな外には出ないと思うのですが、幸いコロナは誰が感染してるのか分からないほどなので危機感が無い・・・
そこが余計怖いところなんですけどね・・・
5月6日までにまだまだ日数はあります。
いまこそ時間を掛けて「いま私たちは何をすべきか?」「どういう点に気を付けなければならないのか?」を家族で話し合う時期だと思いますが、皆さんのご家庭ではもう話をされましたか?
緊急事態宣言が出てるのは知っている、でも、何をするべきなのかは知らない。
これでは感染拡大を抑える事は出来ません。
日に日に感染者数は増え、毎日最高記録を塗り替えています。
緊急事態宣言が出る前にすでに感染し、潜伏期間で症状が出てなかった人が発症し、具合が悪くなって現在検査を受けています。
検査をして陽性だと判明した人の数が毎日報告されてますが、検査を受けてない人もまだ相当な数残っていると言われています。
緊急事態宣言がいまのようにザルにお水を流しているような状態だと感染防止の効果はあまり期待できないと思います。
徹底して感染を防がなければいけないのは、国や地方自治体ではなく、私たち自身だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?
「マスク無し 知らない間に うつしてる」どうでしょうこの標語
最後までお読み頂き有り難うございました。感謝。
漢仁